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精神病院の常識、社会の常識

病気のこと
11 /06 2018
精神病院に通うようになって、とにかく優しい。

疲れないように、自分をいたわってとか、無理しないでとか、

大変なことは、他者に投げちゃっても良かったりする。

それもこれも、病気が悪化しないためなんだけど、

社会の常識との乖離を感じることもある。

だって、日本の社会って、まじめでしっかりしてるから、

そういう意味で、自分にも他人にも厳しい。

努力して、一生懸命して、他人よりなんでもできて、

初めて、認められるというか、称賛されるというか。

だから、頑張ってなんぼの世界なわけです。

それが、病気になって突然頑張らなくっていいんですよっていう世界に来たわけで、

頑張らない自分になれてしまうと、社会にでたとき、

頑張らないのが当たり前を周りから白い目で見られることもあるわけで・・

あくまで、病院の話であって、社会は違うよを肝に念じたほうがよさそうな。


かといって、病気の人が頑張るをしてしまうと、

確かにはた迷惑かも・・と思う経験を一つ。、

自分が 病気なりたての頃、母にとにかく頑張って何かしなさいと叱咤激励された。

そこで、家事をしながら育児して、病気を抱えて、勉強もして、メッチャ頑張ったわけです。

結果、すごーい悪化。妄想から家族にものすごい迷惑をかけ、

挙句の果てに入院して、家事も育児もすべて投げ出すという悲惨な末路になってしまった。

入院して、とにかく家事と育児を中心にあとは全てやめてみましょうという提案をされた。

そして、ほとんどなにも出来ない中、昼間ほぼ8時間寝て過ごすという退院後の生活のなか、

頑張らず、休むを中心においてみたら、

確かに、少しずつ家事や育児がまわるようになってきた。

休んで休んでを意識していたら、不思議と寝る時間が6時間に、5時間に、4時間に減っていったではないですか。

休んでいるのに動ける時間が増えるという不思議。

そこが、精神病院の意図だったわけです。

人間休んで、元気を取り戻すと、次第に活動を開始する生き物なんですって。

だんだん、これやろうあれやろうと自発的に思えるようになってくるんですって。

だから、頑張らないという方針でも、活動が回復するという

なんというパラドックス。

精神病院の常識は、確かに病気の人には常識だったわけです。
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コメント

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No title

良い話ですね。
具合が悪いときに休養をしっかりとるのも精神が弱っているときに優しい環境に身を置くのも賛成です。
でも、4時間は短いんじゃないですか?
精神疾患ではないんですが10年以上引き篭もっています。
これは外的要因なんで仕方ありませんが、それ以前も精神バランスを崩して引き篭もっていた時期がありました。
人に会わないようにしていたら、徐々に治りました。
これは統合失調症やうつ病やACなどよりもっと軽いもので精神が過敏になっていた感じです。

Re: No title

コメントありがとうございます。
4時間というのは、昼寝のことなんで、夜もけっこう寝ています。
分かりにくかったですね。
精神疾患ではないにしても、精神が過敏になるのは非常につらいものです。
徐々に治ったということなので、なによりです。
お互いゆっくり頑張りましょう。

himawari

現在病気療養中です。自分の体のために日々の生活を見直し、出来ることを一生懸命やっていくことをめざしています。